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2022.02.17

ライオンさんのお家建設工事見学会が開催されました!

2月16日(水)、茶臼山動物園に建設中のライオン展示施設「ライオンの丘」にて、

『ライオンさんの家をつくっている女性に会いに行こう!』という職域拡大イベントが開催されました。

建設業は男性の職場というイメージを持たれている方が多いと思いますが、昔と違い仕事環境の改善や

業務のIT化が進み働きやすさが向上しています。

今回はそんな建設業界で働く女性を知っていただこうと、主催者の長野県(受託会社イーキュア㈱ 様)

工事発注者の長野市の皆さん、長野県建設業協会 女性部会の皆さんと一緒に見学会を行いました。

 

「南口ゲートのバス専用駐車場にある現場事務所前、着々と準備が始まりました」

建設業協会の女性部会員と川建の女性職員。女性部の皆さんのジャケット、鮮やかですね!

 

「あいにく小雪が舞い寒くなってしまいましたが、たくさんのご参加を頂きました」

 

 写真提供:㈱新建新聞社

「動物園ということもあり、お子さん連れの女性も参加しやすかったと思います」 

 

 

イーキュア様のご挨拶から始まり、発注者である長野市様より工事の趣旨についてお話がありました。

 

「イーキュア様の挨拶、本日は報道機関も3社取材にみえました」

テレビ信州様、長野朝日放送様、INC長野ケーブルチャンネル様です!

 

 

 「長野市公園緑地課の古澤様より」  「続いて、完成予想のジオラマを前に

                    現場代理人の中野さんより工事概要の説明」

 

ライオン展示施設『ライオンの丘』の趣旨についてご説明をいただきました。

現在はライオンとトラが共同獣舎におり、繁殖のための寝室や運動スペースが確保できていません。

ライオン舎を新築し彼らが引越したあとは絶滅危惧種であるアムールトラの繁殖が優先されますが、

将来的にはライオンたちも繁殖できるように整備されます。

 

 

    「小さなお子さんはジオラマを見に駆け寄ってきました!」

(ジオラマについては、2021年11月15日のブログにてご覧いただけます、是非ご覧ください)

 

 

「この見学会の主役、女性技術者の土屋泉歩さんより『女性が建設業で働くこと』について詳しいお話」

『主に測量・丁張・写真撮影をしています。測量は、レベルやトランシットなど、測量機器を使用し、

 土地の高さなどを測ります。丁張は力仕事ではありますが、構造物の高さや位置を現場に記す、非常に

 重要な作業です。写真撮影では、構造物が図面の寸法通りにできている事を写真に残したり作業員さんが

 作業している様子を撮り、発注者に提出します。まだまだ建築に関して知識がないため作業員さんとの

 打ち合わせなどはできませんが、日々の業務から様々な事を吸収しています。』

 

 

「女性が働く現場ということもあり、女性専用トイレが設置してありました」

トイレの出入口自体も周りから見えないよう工夫され、トイレ内に鏡や手洗い場、音姫も付いており

女性に適したスタイルのトイレになっています。今まで持っていた簡易トイレのイメージとは全く違います!!

 

 

     

「同じく女性技術者、野本さんよりICTについて紹介」

ICT、建設業にいなければ聞きなれない言葉ですよね。建設業は今担い手不足に陥っており、それを補うために

情報通信システムを利用した省人力化・休日拡大等の生産性を向上させた技術のことです。

 

「現場代理人の業務軽減を目指す『現場ディレクター』より業務の紹介」

川中島建設には現在2名のディレクターがおり、現場代理人の書類業務や関係各所への申請業務、

また品質管理図表の作成等を行い現場代理人の業務軽減を目指すとともに現場とオフィスを繋げる役割を担っています。

 

 

一通りお話をお聞きいただき、いよいよ建築中のライオン展示施設へ移動となりました。

現場への通り道の仮囲いには、保育園・幼稚園のお友達に作成していただいたぬりえがいっぱいです!

(2022年2月8日のブログにてご覧いただけます、ぜひご覧ください。)

動物園の獣舎建築、一般のお客様はなかなかご覧になる機会はないですよね。

私たち建設業に身を置く者にとっても珍しい現場、完成が楽しみな現場でもあります。

 

「幼稚園・保育園のお友達によるぬりえがいっぱいです」

 

「どんなお家になるんだろうね?!」

 

 

 写真提供:㈱新建新聞社

「現場に移動していただき、測量作業の見学をしていただきました」

 

「開催場所の駐車場に続き、現場でもドローンを飛ばしました」

 

  

「飛んでいるドローンを直接見る機会もなかなか無いですよね!」

 

「ドローンからパチリ!参加者の皆さんと記念撮影をしました」

 

 

「今回の見学会、ライオンの丘をデザインされた若生謙二先生もいらっしゃいました!」

若生先生は大阪芸術大学の教授であり、動物園デザイナーとして全国の動物園で生息環境展示の実現に

取り組んでいらっしゃいます。これまで、天王寺動物園「アフリカサバンナ」、「アジアの熱帯林」、

よこはまズーラシア「チンパンジーの森」、上野動物園「パンダのもり」、飯田市動物園「カモシカの岩場、

ペンギンの丘」、熊本市動植物園「ニホンザルの森」、宇部市ときわ動物園等を設計。

茶臼山動物園においては2009年「レッサーパンダの森」、2021年「オランウータンの森」を手掛けて

いただきました。大変興味深いお話をありがとうございました。

 

 

「オランウータンの森と屋内展示施設について、若生先生から直接お話を伺いました」

 

 

今回の見学会開催によって建設業のイメージが随分変わった?のではないでしょうか。

女性の皆さん、再就職先リストに建設業も入れてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

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