天神護岸 本体工事が始まりました。
本工事は9月より根固めブロック製作を進めてきましたが、先日の台風27号・28号が過ぎ去ったのを見計らって、いよいよ河川内での本体工事に着手しました。 全体の工区を合わせると、10台以上の大型重機が稼働して、先ずは、現場の土砂を盛り立てて水を塞ぐための仮締切盛土を行っています。
隣り工区との工区境もあっという間にふさがり、工事用道路を兼ねた仮締切盛土が一直線に繋がりました。
ところで土木工事に測量はつきものですが、最近の測量機器には様々な測量計算や出来形管理をしたり、人が操作しなくても自動で動いて測点を指示してくれる優れた機種があります。 本工事でもこの機種を使うことで、出来形管理・測量の精度向上や省力化を図っています。
こちらは別機種で、先ほどの自動追尾機能はありませんが、やはりTS出来形管理や測量計算がプログラミングされた最新鋭の光波測距儀です。
大きな建設機械も小さな測量機器も、その技術は日進月歩です。 新しい、良いものはどんどん取り入れて、より安全に良い施工を目指していきたいと思います。