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2011.03.23

犀川河川補修工事の進捗状況報告

厳しい冬ももうすぐ終わります。

年度末の3月のこの時期は、いつものことながら毎日が忙しく動き回っております。

さて、現在長野市犀川の川合新田地先では、増水で侵食された護岸の補強のために、

コンクリートブロックを沈めています。これをブロックの沈設(ちんせつ)といいますが。現場は、五輪大橋の上流です。

100t吊のクレーンを使って、8t級ブロックと5t級ブロックを沈設する作業です。全部で約520個程の数量です。

3月10日現在は、約150個くらい完了です。(写真1,2)

100tクレーンを使用してブロックを沈設しています(写真1)

100tクレーンを使用してブロックを沈設しています(写真1)

上流(奥側)には8t級ブロックを沈設しています。今吊っているのは5t級ブロックです(写真2)

上流(奥側)には8t級ブロックを沈設しています。今吊っているのは5t級ブロックです(写真2)

水の中につり落す際は、水中フックという装置を使います。水中に据えたブロックのそばまで行かなくても、

吊るのに使用したワイヤーを自動で外れるようにしたものです。(写真3)

水中フックと呼ばれる装置です。自動でワイヤーが外れます(写真3)

水中フックと呼ばれる装置です。自動でワイヤーが外れます(写真3)

写真1,2の川岸から張出している棒状のものは、ブロックの高さと位置の確認のために設けた定規用のH鋼桟橋です。

水中に落ちないようにしながら作業の指示を行います。

ブロックを沈設することで、護岸に当る水流の勢いを弱め護岸を守っていきます。今しばらく作業が続きますが、

安全を維持しながら完成を向かえて行きたいと思います。

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