蛍棲む小川へ
今、長野市の南東部に位置する松代町では、以前ご紹介しましたが、県道長野真田線のバイパス工事が行われております。東には皆神山がまじかに見ることができます。
弊社では、前回に引き続き道路の築造工事を担当することになりました。
今回のバイパス工事では、既設の水路に使用していた柴石(松代町で採取できる地元の石材)によって水路を再構築することになっています。柴石の醸し出す趣と一緒に蛍の飛び交う水路にと生まれ変わろうとしています。
蛍が成育しやすいようにと、石積の間に敢えて隙間を作ります。ここに蛍の餌となるカワニナが棲み、それを餌として蛍が育っていくことでしょう。
バイパス工事が終了し、ここに水が流れ、せせらぎの音と共に蛍の飛び交う光景が早く来ることを楽しみに、いましばらく待ちましょう。