産業安全大会に参加しました。
6月1日から6月30日の全国安全週間準備期間(7月1日から7月7日:全国安全週間)の関連行事として更埴労働基準協会、長野労働基準監督署主催の産業安全大会が千曲市の更埴文化会館(あんずホール)で6月14日に開催されました。
大会は、開会のことば、大会式辞に続き、古田 長野労働基準監督署長様のご挨拶、岸田 同署安全衛生課長様から今回の安全期間の説明がありました。
説明の中で、労働災害は長期的に見ると減少しているが、3次産業(サービス業)では増加している、管内では昨年に比して死亡事故が2名から4名と増加しており危惧している。準備期間を通じて安全確保の点から、①経営トップが率先して安全意識の高揚を図る ②安全パトロールによる職場の総点検 ③安全旗の掲揚、標語の掲示等を実施すること、また、継続的な活動として、①安全衛生体制の確立 ②安全衛生教育計画の樹立と効果的な安全衛生教育の実施 ③リスクアセスメントの普及推進等を通じ安全衛生活動の推進と業種横断的及び業種の特性に応じた労働災害防止対策の実施の指示がありました。
(岸田 安全衛生課長様の説明)
休憩の後、中央労働災害防止協会 安全管理士・衛生管理士の山口様を講師に迎え「元気の出る安全衛生活動を目指して」の特別講演がありました。
「元気の出る」は皆が取り組み、一人ひとりを大事にすることのあと、①労働災害の発生状況 ②安全衛生は投資 ③安全衛生の基本と対策の考え方 ④リスクアセスメントの充実 ⑤ヒューマンエラーの防止と危険予知活動・指差し呼称 ⑥安全文化とレジリエンスな組織について分かりやすく説明を頂きました。
(山口講師様特別講演)
(指差し呼称の説明→自分の形の見直しを)
今回の準備期間、安全週間を通じて、災害の発生状況、法令の改正、作業環境の変化に応じた日頃の活動の再点検、見直しを行い、引き続き無災害を実現するように願います。