建設学科系高校生を対象とした現場実習を開催しました。
木島平村の下高井農林高校2年生16名(引率教師2名)を対象として、川中島建設は、北信建設事務所整備課様と連携して、平成28年10月28日に同村内で施工中の原大沢2号堰堤建設現場で現場実習を開催しました。
施工中のこの工事は、同村原大沢地区を流れる砂防河川三ノ沢に長野県北信建設事務所様発注で砂防堰堤を建設するものです。
実習を始めるにあたって、スタッフ挨拶、北信建設事務所整備課 矢野整備第二係長様から今回の現場見学目的の説明の後、同所 涌井技師様から堰堤工事内容、目的等について説明を頂きました。
(北信建設事務所、弊社関係者による挨拶、自己紹介)
(涌井技師から工事概要の説明)
(建設中の堰堤下流部に移動)
雨が強く降ってきた中、3班に分かれて、コンクリートのスランプ試験実習、コンクリート打設作業実習、測量実習を行いました。
(スランプ試験実習:この生コンは規格を満足しているか)
(コンクリート打設実習:バイブレータを使ってコンクリートの締固め)
(測量実習説明中)
現場実習の終了後、小椋常務からの講評、生徒代表のお礼のあいさつをもって、実習の締めとしました。
(講評する小椋常務)
(全員で集合写真)
今回の実習はただ見て終わるのでなく、生徒自ら体を動かして現場作業を体感することに重きを置いて計画しました。長靴もコンクリートまみれになって大変だったと思いますがその分体感は十分出来たと思います。
今後も、このような機会を活用して、土木技術者を目指す生徒が少しでも増えることを願っています。
最後に忙しい中、事前の準備・当日の説明を担当して頂いた北信建設事務所様、現場関係者の皆様に感謝いたします。