kawaken住宅だより―M様邸 祝!上棟―
M様邸の上棟に合わせたかのように
長野はすっかり梅雨が明け、
大工さん達の猛スピードの作業により、
一日目は無事に屋根の下地材まで進めることが出来ました。
M様邸は平屋になります。
梁から短い小屋束が立っています。
小屋束の上に母屋がのります。
柱と基礎を繋ぐ金物をホールダウン金物と言います。
ホールダウン金物は柱が基礎から抜けないように、
建物の中でも特に力がかかる柱に取り付けられます。
そして、翌日に上棟式を行いました。
上棟式(じょうとうしき)とは、家づくりが棟上げ(むねあげ)まで終わった時点で行う行事です。
祭壇の飾りは御幣(おんべ)です。
棟が上がったあと棟木に供えます。
この御幣は住宅が完成したあとも小屋裏などに供えておきます。
家内安全、建物の無災害を祈願するものになります。
続いて、建物の四方に酒、塩をまいて安全祈願を願います。
そして上棟が終わると、工事はどんどん進んで行きます。
斜めについている金具は、火打ちです。
梁、桁のコーナーがしっかりと固定されるよう、
斜めにかけ渡された補強材のことをいいます。
火打ちは地震や台風時に発生する水平力による変形を、防止するする役目があります。
そして、外壁側には軸組工法の筋かいの代わりに
耐力面材(外壁耐力下地材)と呼ばれる耐震ボードを張っていきます。
地震の横揺れや台風の強烈な横風を受けた場合に
建物が倒壊したり破損するのをこの耐力面材で防ぎます。
このように弊社は、丈夫な住宅を建設しています。