kawaken住宅だより―Y様邸 上棟式を行いました―
先日、須坂市井上でY様邸の上棟を行いました。
天気にも恵まれ、大工さん達の作業も着々と進み、
無事に上棟式を行う事ができました。
Y様邸は2階建ての延べ面積が118.0㎡の住宅です。
現場とても見晴らしの良く、
晴れた日には北信五岳を眺めることができます。
その眺めを生かさない手はないと
もちろん西側にはベストポジションに窓を設けており、
主寝室の北西側にL字に窓を、
2階吹抜けの窓からも
雄大な景色を見ることができます。
上棟式(じょうとうしき)とは、
家づくりが棟上げ(むねあげ)まで終わった時点で行う行事です。
お施主様ご家族、大工さん、弊社関係者が出席をしました。
祭壇の飾りは御幣(おんべ)です。
この御幣は住宅が完成したあとも小屋裏などに供えておきます。
家内安全、住宅の無災害を祈願するものになります。
続いて、建物の四方に酒、塩をまいて安全祈願を願います。
そして構造の話しをしますと、
上の写真は柱と基礎を繋ぐ金物でホールダウン金物と言います。
ホールダウン金物は柱が基礎から抜けないように、
建物の中でも特に力がかかる柱に取り付けられます。
斜めについている金具は、火打ちです。
梁、桁のコーナーがしっかりと固定されるよう、
斜めにかけ渡された補強材のことをいいます。
火打ちは地震や台風時に発生する水平力による変形を、防止するする役目があります。
又、筋かいの端部に取付ける筋かいと柱と横架材を接合する筋交いプレートなど
建物の強度や耐震性を高めるために頑丈に施工しております。
上棟式が終わると現場はどんどん進んで行きます。
無事に完成することをお施主様と共に
願っております。