土木の日PRイベントが開催されました
令和元年11月16日(土)長野駅改札口前広場において、長野県建設業協会と長野県建設部主催の『土木の日』 PRイベントが開催され、私も長野県建設業協会女性部会の一員としてお手伝いをしてきました。
(土木の日とは・・・ 「土木」という字を解体すると「十一」「十八」になることから11月18日は土木の日。)
(JSCE公益社団法人土木学会より引用)
一般の方々に向けて「土木」の認知度向上と、未来ある子供たちへ「土木」に興味を持ってもらおうという目的で、 今回土木の日に合わせて県内で初めて行われたイベントです。
(「土木の日」熊本実行委員会より引用)
着々と準備が進められていた10月12日、まさかの事態が起こりました。 台風19号による災害・・・ 実は、10月中旬に行われる予定だった女性部会主催の現場見学会も、台風災害により中止となりました。 そんな中、このイベントを開催するか否か、イベントリーダーの青年部会長さんはさぞかし悩まれたと思います。 ですが、『行動を起こすことで県民を元気づけ、我々も頑張っていることを伝えたい』との会長の思いを受け、 イベントの開催が決まりました。
(長野駅改札口前広場でのイベントの様子)
会場では、信州大学繊維学部の学生と共同で製作した軍手「軍手ィ」の配布、専門学校岡学園の学生が制作した“土木の日”のポスター展示、工事看板を背景にしたオリジナル缶バッチづくり、子供用ショベルカーでのお菓子すくい、県内の特色あるトンネルや峠を紹介する「信州の土木カード」の先行配布、建設キャリアアップシステムの体験ブース、土木のことを紹介したパネル型オブジェ展示、が展開されました。
(おもちゃのショベルカーでお菓子すくい。一時は長蛇の列!!子供たちに大好評でした♪)
(土木のこと、建築のこと、災害復旧作業の様子などを伝えるパネル型オブジェ。「いいね」と思ったパネルに シールを貼ってもらいました。)
(全国建設業協同組合連合会による「ユニフォームデザインプロジェクト」で最優秀賞に輝いたユニフォームを着て 女性部会メンバーもお手伝い。)
(長野市出身のお笑い芸人 もう中学生もやってきた!!)
「土木」に関心のある人なんているのだろうか―。 私たちの心配をよそに朝から沢山の方々がブースを訪れてくれました。
上手におもちゃの重機を操縦してお菓子をすくう子に、大きくなったら何になりたいかをたずねると「ショベルカーを運転する人!」、学生服姿の学生にどこから来たのかたずねると「岐阜から。このイベントをみつけて見に来ました。」。 なんてことでしょう!!涙の出るようです・・・土木の未来は明るい!! そんな子供たちに出会えて、このイベントをやってよかったと思えた瞬間でした。 ふらっとブースに入ってきてくれた人、「土木」ってどんな仕事をしているかわかったかなぁ? 「土木」の魅力が伝わったかなぁ?
「土木」ってステキなんです。 私は土木の現場で働く人の姿が大好きです。 そもそも私がこの業界に飛び込んだのも、土木の現場で働く父親の姿が大好きだったことが始まりだったのだと思います。 家ではお酒を飲んでばかりの酔っぱらいジジイなんですが、現場で重機を操る姿は別人! だから本当は、現場で働く人の姿を見てほしい。男性も女性も本当にかっこいいんですよ。 現場で働く人、それを会社で支える人、建設業で働く人はかっこいい!! もし進路に悩んでいるお子さんがいたら、もし就職先を探してる人がいたら、もし何もする気にならない人がいたら、ぜひ現場に遊びに来てください。なにか感じるものがあるかもしれません。
(12月29日PM1:30~1:45テレビ信州にて、この日の様子が放送されるそうです。ぜひご覧ください。)