建設業で働く女性のための基礎知識セミナー
11月29日金曜日、松筑建設会館で開催された長野県建設業協会女性部会主催の女性セミナーに参加しました。
会場に入ると想像以上に女性の方がたくさんいました。
参加者のほとんどが事務をされている方で、作業着を着ている方も数名いましたがその少なさに驚きました。
今回は、女性社員が普段どんなことを感じどんなことを思っているのか、どうしていきたいのか、などを 理解していただき感じていただくため、各支部の支部長である男性経営者にも参加していただいたそうです。
(セミナーの様子)
午前と午後で二つの講義を聞きました。
午前は建設ディレクターという職業について、京都サンダー株式会社の企画部部長の田辺さんのお話を聞きました。
京都サンダーさんは社員7名中6名が女性という会社で社内にはシェアキッチンルームがあり、ランチミーティングや 交流会を行うなど女性ならではの職場のようです。
(建設ディレクターとは、現場とオフィスをITとコミュニケーションスキルで繋ぎ、支える新しい職域のこと)
建設ディレクターの仕事内容は 現場の書類作成や写真整理などを行い、長時間労働の軽減や生産性を向上させるというものです。
例えば現場での業務の後、事務所で書類作成・写真整理をする時間をなくすため それらの作業を建設ディレクターが行います。
(専門的な知識がなくてもできる業務を建設ディレクターが行なう)
(今後、建設ディレクターを定着させるには信頼関係や具体的な支援方法の構築が必要)
私はまだ入社して1年も経っていないのでこの方法が “きっと良いものなのだろう” くらいにしか捉えることができませんが、 いつか建設ディレクターが活躍し建設業で働く女性が増えればいいなと思います。
そして午後は『イライラ、鬱々しない心と脳の作り方』という講義で、 コミュニケーションカウンセラーの新田さんのお話を聞きました。
(自分自身のストレス度チェックやグループワークもしました)
脳の反応は感じたことの解釈で真逆に作用するというお題で、講師の新田さんが紹介されていた 【ただ雨に濡れるやつもいれば、雨を感じるやつもいる】という レゲエの神様 “ボブ・マーリー” さんの言葉になるほどなぁ、と思いました。
「じめじめして嫌だな…」という気持ちに反応するとストレスになりますが、雨を美しいと感じると 脳をリラックスさせることができポジティブな思考に働くそうです。
(習慣になっている思考を変える必要性があります)
私は普段からストレスが溜まりやすくイライラもしやすいので、 悪い思考を捨てポジティブな感情を持ってストレスを減らしていこうと思います。
(土屋)