中部山岳国定公園富山県「立山」にて岩盤接着DKボンド工法の現地調査に行ってきました。
今回は、富山県立山でのDKボンド工法の施工に先立ち、6月8日に現地の状況を確認してきました。
昨年に発生した崩落した岩石が、立山と室堂を結ぶ登山道を塞ぎ、上部の岩塊が更なる崩壊する危険があるため、DKボンド工法が採用されました。 DKボンド工法とは?
発注者は、富山県富山農林振興センターです。弊社は、下請けとして携わります。当日は、元請様と一緒に「称名滝」から大日岳登山口から作業現地に向けて登山を開始しました。まさに、”登山”です。高低差300mを超え、歩くこと1時間半。日頃の運動不足を思い知らされた”登山”でした。それでは、写真で紹介していきましょう。午前10時45分登山開始です・・・・

「称名滝」駐車場にある案内図です。現在地は地図左中ほどです。

雪解けのこの時期だけ現れる「ハンノキ滝」(落差約500m)が右。左のV字状の間を流れ落ちる「称名滝」

登山道入口のある案内板。大日平の「大」の字の左までの工程です。

登山口。この時期の土日は、40人以上もの登山客が行き来するそうな!!

石川県からこの時期に高山植物を観察に来るというご夫婦としばし談笑する。

登山道の先々には、雪渓が残り標高が高いことを知る。標高1100m位か?

歩くこと1時間半。ようやく現地付近に到着する。ハンノキ滝も水平に望むことができる高さになった。

今回の施工位置を確認する。崩壊した痕が確認できる。

DKボンド工法による施工部分のアップ写真。大きな亀裂が走っている。

眼下に崩落した痕跡が広がり、モノレールによる資材運搬ルートを選定する。

往復5時間あまりの今回の工程を登山口付近のベンチで確認、作業の安全を申し合わせた。

薄紫の花をつける”シラネアオイ”

白い花をつける”二輪草”