社内パトロールを行ってきました。
長野市と白馬村を結ぶ国道406号線の、小鍋地区におけるのり面工事の現場に行ってきました。
現場は、斜面の崩落堆積土や不安定土を取り除き、表流水・表層水による急斜面の侵食と小崩落を防止するため、
斜面に安定している広葉樹数本を残し、のり面を植生工と土による構造物により斜面・のり面の災害防止と
全面緑化をして地域環境に配慮することを目的とした「連続長繊維補強土工」の施工を行っております。
現在、国道を片側交互通行規制によりにセンター防護のH型鋼による土留め柵を行い一般車輌の安全な通行を確保しながらのり面の崩落堆積土の取り除き、
地山と補強土を一体化とするためのアンカーバー・斜面排水材・保水材を設置しております。
今月末ごろより長繊維をエアーの圧力で混入させた補強土を厚さ20cmで吹付け、のり面を安定させます。
その後、植生基材を吹きつけ、全面緑化への施工と進んでいきます。
片側通行規制で住民の皆さんやバスの運行・一般車輌の方々にご迷惑をおかけしておりますが、工事は6月半ばの完成を目指し斜面を安定させ安心できる環境をつくるため、
日々の安全サイクルに努め、特に「整理整頓」・「第三者災害の防止」を目標にして弊社品質方針である環境に配慮して、安全で品質の良い構造物を構築するため日々頑張っています。