安全運転管理者講習を受講しました。
道路交通法では、一定台数の自動車の使用者は、自動車の安全な運転に必要な業務を行わせるため、
安全運転管理者等を選任しなければなりません。そして安全運転管理者に選任された人は年に1度
法定の講習を受講することを義務づけられています。
そして10月14日、長野市若里市民文化ホールで開催された安全運転管理者講習を受講してきました。
当日は長野県の北信地域の事業場を中心に約250名の受講者が集まりました。
講習は午前10時から午後5時の時間の中で6つの講義があり、さまざまな立場の講師の方から交通事故の
撲滅のために安全運転の取り組みがいかに大切なのかというお話をいただきました。
今回の講習で印象に残ったのは「目的を持って観察する」ことの重要性ということでした。
「この道は脇から子供が飛び出してきそうだ。飛び出してきてもすぐに止まれるスピードで走り、
ブレーキペダルにも足を乗せておく。予めそのように考え行動することで、実際に子供が飛び出して
きても対応ができて、事故の防止につながる」ということです。このことは事故防止だけでなく、
日頃の仕事にも十分活用できることだと思います。
長い時間の講習にもかかわらず興味を持って聞くことができたのは、自動車の運転という身近であり
日常当たり前に行っていることがテーマだったからだと思います。講習会場からの帰途、いつもより
少しばかりていねいに運転をしていることに気がつきました。