消防避難訓練を行いました。
7月7日(木)、恒例の消防避難訓練が行われました。例年の開催時期より数カ月早く
暑さが心配されましたが、玄関前のピロティで実施されたため直射日光を避けて行うことができました。
「訓練とわかっていても火災報知器の音にはびっくりしますね」
通報連絡係による119番通報演習の後、新入社員を中心に模擬消火器を使って消火訓練を体験しました。
「避難者26名全員無事です!」
今回の講師は弊社も消防用品の保守を行っていただいている、㈱コウサカさんです。
「一般的な消火器の使用方法は3ステップです。ピンを抜き、ノズルを火元に向け、握ります」
消火器の扱い方は毎年の避難訓練で教えていただいて覚えているものの、本番は冷静でいられるでしょうか・・・
炎の上がっている現場まで消火器を運ばなければいけないですが、焦ってその場で放射してしまいそう(*_*;
「大きな声で『火事だ!』と周囲に知らせてから消火に向かいましょう」
消火体験を行った後、㈱コウサカさんから消火器の特徴についてお話をいただきました。
・一般に普及している消火器は中に粉が入っているものがほとんどで、放射すると辺り一帯が真っ白に
なります。消火剤が届く範囲は5~6mなので火元が部屋の奥だった場合など逃げ道がわからなく
なってしまわないように、必ず出口を背にして火元に向けてください。
・消火器から消火剤が出る時間は14~15秒です、もっと長く出るイメージですがとても短いので
使い切っても消えなかった場合は速やかに避難してください。
・消火器で消せる炎の大きさは天井の高さ位までです。それ以上大きな炎だった場合は避難を優先して
ください。
これを機会に火災だけではなく様々な災害に備え、避難場所や避難ルート、防災グッズ等を見直していただきたいです、とのことでした。放射時間は15秒、ずいぶん短いんですね!放射している映像などを見ると数分間は出ているのかと思っていました。火災を見つけたら、消火可能な炎なのか落ち着いて判断しなければいけませんね。
そういえば、昨年の消防避難訓練の際に篠ノ井消防署の方からご指導いただいた1点、参加者の皆さんは覚えていましたか?書いている本人は完全に忘れてしまっていたのですが・・・
『全員の避難が済んだらドアを閉める!』空いているドアから空気が入ると炎の勢いが強くなってしまうから、という理由でしたね。今度こそ覚えておきたいと思います。