篠ノ井南条遺跡発掘調査③
篠ノ井南条遺跡では第3期の掘削が終了し、埋戻し作業を行っています。
会社から最も近い発掘場所で通勤途中の場所でしたので、川建社員も時々覗き込ませていただきました。
こちらの発掘場所から見つかったものは現在調査中です。
これまでの1期2期の場所は調査が完了しており、第1期の場所は昭和40年代以前の水田跡、
第2期の場所は平安時代終盤(10~11世紀)の集落だった事がわかったそうです。
集落だった場所からは、竪穴住居跡や井戸やかまどの跡のようなもの、小鍛冶を行った遺構が見つかっています。
かまどの周辺からは土師器(煮炊きに使う土器等)や鉄製の道具も出土したそうですよ。
会社の近くに、はるか昔の別の時代の生活があったとは感慨深いです。