富山県立山町でのDKボンドの施工報告
秋晴れの富山県のDKボンド工法を施工している現場に行ってきました。 1昨年からの現場でしたが、澄み渡った青空を背景に現場作業ができるのも今回限りとのこと、少し残念な気持ちでした。
国立公園内の法面保護のためのDKボンド工法は、資材の運搬以外は機械力を要しない全て人力による施工で、景観に配慮しつつ”防災”の機能を存分に発揮する工法です。
現場の作業は、清掃→目地工→注入工のうちの最後の注入工の施工に入っていた。目地工の施工箇所を前に主任技術者の渋谷主任が今回のポイント説明してくれた。「亀裂が大きく積み石による目地工が想定より増えた。注入数量も増えているが、下からの資材の荷揚げを主力に人員を割いて対応している。」確かに、モノレールでの移動に30分かかる場所だ。途中の登山道をまたぐ箇所での安全確認や一時停止の励行での安全作業も重要な点だ。
注入が終わり、発注者の立会検査を受ければ足場や作業構台の撤去に移る。足早に来る秋の気配を感じながら最後の撤去作業に取り掛かる。
弊社ホームページでもお知らせしておりますが、DKボンド工法に関するご質問やお問い合わせは、弊社営業担当の小林までご連絡をお願いいたします。