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2014.10.08

富山県立山町でのDKボンドの施工報告

秋晴れの富山県のDKボンド工法を施工している現場に行ってきました。 1昨年からの現場でしたが、澄み渡った青空を背景に現場作業ができるのも今回限りとのこと、少し残念な気持ちでした。

北陸道立山ICを出て右に行くと大型標識に合う
北陸道立山ICを出て右に行くと大型標識に合う
眼下に流れる称名川の先には、紅葉した山腹から流れる称名滝を望むことができる
眼下に流れる称名川の先には、紅葉した山腹から流れる称名滝を望むことができる

国立公園内の法面保護のためのDKボンド工法は、資材の運搬以外は機械力を要しない全て人力による施工で、景観に配慮しつつ”防災”の機能を存分に発揮する工法です。

施工箇所は、山腹に張り付くようにして組み立てられた足場の上部だ
施工箇所は、山腹に張り付くようにして組み立てられた足場の上部だ
最上部から作業構台を見下ろす。先には、紅葉に彩られた斜面が続く
最上部から作業構台を見下ろす。先には、紅葉に彩られた斜面が続く

現場の作業は、清掃→目地工→注入工のうちの最後の注入工の施工に入っていた。目地工の施工箇所を前に主任技術者の渋谷主任が今回のポイント説明してくれた。「亀裂が大きく積み石による目地工が想定より増えた。注入数量も増えているが、下からの資材の荷揚げを主力に人員を割いて対応している。」確かに、モノレールでの移動に30分かかる場所だ。途中の登山道をまたぐ箇所での安全確認や一時停止の励行での安全作業も重要な点だ。

斜面に張られたモノレールを使っての資材運搬です。総延長は、900mともなると、運搬時間は30分かかる
斜面に張られたモノレールを使っての資材運搬です。総延長は、900m。運搬時間は30分かかる。
目地工の上部に空いた注入孔。ここからモルタルを注入し、岩塊の裏まで詰める作業がこれから続く
目地工の上部に空いた注入孔。ここからモルタルを注入し、岩塊の裏まで詰める作業がこれから続く。
岩塊の亀裂の奥にモルタルを注入していく
岩塊の亀裂の奥にモルタルを注入していく。

注入が終わり、発注者の立会検査を受ければ足場や作業構台の撤去に移る。足早に来る秋の気配を感じながら最後の撤去作業に取り掛かる。

目地工が終了し、注入工の作業に入る。渋谷主任の最後の工程管理が期待される
目地工が終了し、注入工の作業に入る。渋谷主任の最後の工程管理が期待される。安全に配慮しながらの作業で、無事故に工事を完成させてほしい。

  弊社ホームページでもお知らせしておりますが、DKボンド工法に関するご質問やお問い合わせは、弊社営業担当の小林までご連絡をお願いいたします。    

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