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TOP > 特殊工法 > ポリウレア樹脂吹付工法―5年前の施工現場を見に行ってきました!―
2022.07.26

ポリウレア樹脂吹付工法―5年前の施工現場を見に行ってきました!―

弊社が取り扱う特殊工法『ポリウレア樹脂吹付工法』。

5年前の施工した施工現場は現在どのようになっているのか…

様子を見に出掛けててみました!

 

農業用水路の長寿命化整備として

耐久性、防水性、耐衝撃性などに優れ、

加水分解せず無VOCかつ無溶剤で環境に優しい

ポリウレア樹脂を採用。

 

施工前の農業用水路のコンクリート表面は

長年の水の抵抗により削られ凹凸に…

洗堀されている状態ではありましたが、

ポリウレア樹脂をそのままの状態で吹付。

どのような形状でも基材を生かし、

コーティングすることが出来るのがポリウレア樹脂の特徴です。

 

又、硬化時間も数秒と早く、

工期の短縮化を図る現場には最適な素材と言えます。

 

〈H29年 ポリウレア樹脂吹付 施工状況〉

 

〈ポリウレア樹脂吹付 完了状況〉

 

5年前の施工は農業用水路と言うこともあり、

水が途切れる初冬時期となりましたが、

今回出掛けてのは夏季の時期、

かなり勢いよく水が放流されていました。

 

水路を確認すると…

水流の抵抗がありましたが、

コーディングが剥がれることなくしっかりと定着していました。

(茶色部分がポリウレア樹脂吹付部分です。)

 

〈現在の農業用水路の状況〉

 

 

 

 

側面の半分の高さまでポリウレア樹脂を吹付けましたが、

吹付けていない部分には苔などが生息、

用水路をきれいに保つ役割もありそうです。

 

 

 

 

他の農業用水路の現場ではコンクリートの蓋がかかっており、

現在の様子を見ることが出来ませんでした。

当時の施工完了の様子です。

 

 

 

 

 

農業水利施設はコンクリート構造物で建設されていることが多く、

長年にわたる使用で、ひび割れ、漏水、洗掘による骨材露出、

鉄筋腐食等のコンクリート劣化が進行しているものが多いと推定されます。

 

そのような老朽化の進行により、

崩壊や昨今の豪雨による災害リスクや高まっており、

安定的な機能や農業生産者が安心して農業を行うためにも、

農業水利施設の健全な状態を保つ長寿命化対策が必要です。

また健全な状態を保つと共に、

省力化やコスト低減の必要があり、

既存構造物の修繕工事として、防水性、耐摩耗性、耐衝撃性に

優れたポリウレア樹脂を農業用水路の内部に

スプレーコーティングすることにより、

更なる機能の回復と規定水量の確保可能に。

 

老朽化による敷設替え工事に比べると

条件によっては施工コストが約4割減になると予想されます。

 

ポリウレア樹脂は、土木に限らず

建築、住宅など幅広い施工用途で

利用することが期待されるコーティング材です。

 

お問合せは川中島建設ホームページ、

又は下記までご連絡ください。

フリーダイヤル 0120-668-189

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