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TOP > 特殊工法 > ポリウレア樹脂吹付工法―住宅の陸屋根を強靭コーティングで防水補修―
2022.08.31

ポリウレア樹脂吹付工法―住宅の陸屋根を強靭コーティングで防水補修―

ポリウレア樹脂吹付工法の現場のご紹介です!

 

今回の現場は、10年が経っている住宅の陸屋根防水工事です。

シート防水の目地の劣化、ルーフドレン廻りから漏水の危険性があることから、

ポリウレア樹脂吹付工法にて防水工事を行うことになりました。

 

〈施工前の上空からの様子〉

 

 

〈シート防水の目地劣化の様子〉

 

〈ルーフドレイン廻り劣化の様子〉

 

ポリウレア樹脂の最大の特徴は強度と柔軟性。

スプレー塗布によりシームレス(つなぎ目のない)

強靭な保護層を形成します。

防水性、耐衝撃性、耐摩耗性、耐薬性等の特性があり、

下地のひび割れなどの発生に対して高い追随性を発揮し、

構造物の長寿命化に繋がります。

 

施工は既存の防水層を撤去することなく、

現状のまま施工していくので、撤去費が発生しません。

 

まずは表面の付着物を取り除き、きれいに清掃を行います。

 

 

〈立上り部分もきれいに清掃をします。〉

 

その後、養生を行います。

 

 

 

〈ルーフドレン廻りもしっかり養生〉

 

プライマーを塗布し、接着効果を高めます。

 

 

プライマーが乾いたところで

ポリウレア樹脂を均一に吹付けていきます。

厚みは2㎜程度です。

 

 

高温高圧下でイソシアネート成分とアミン成分を

スプレーガン先で衝突混合させて吹付けます。

 

 

〈上空からのポリウレア樹脂吹付状況〉

 

吹付けてから数秒で硬化し始めるため、

数分後には吹付面を歩くことができます。

 

 

 

屋上床と立上りを一体化にし、

シームレスな防水層を形成することができました。

 

 

 

 

 

ポリウレア樹脂を吹付けた状態で完成となりますが、

今回は、外観に合う明るいグレーで塗装仕上げをしました。

 

 

 

完成です!!

 

〈上空からの完成状況〉

 

前日に清掃を行ったため2日間の工事となりましたが、

プライマー塗布、ポリウレア樹脂吹付工法、上塗りを

1日で完成することができました。

ポリウレア樹脂吹付工法は工期短縮も図れます。

 

 

 

施工翌日は雨天となり

お客様が施工後の屋上の様子をご覧になると…

 

 

 

『雨が弾いており、これで漏水の心配がなくなった』

と喜びの声が!

防水シート目地劣化による漏水を防止することが

できました。

 

ポリウレア樹脂吹付工法は、住宅の防水工事はもちろん

工場や倉庫など老朽化した屋上や金属屋根、スレート屋根なども

1度の施工で長寿命化を実現します。

劣化腐食防止、防水、補強、遮熱、防音

アスベスト含有屋根の対策のお悩みも有効です。

 

ポリウレア樹脂吹付工法のお問合せは

下記までご連絡ください。

 

【問合せ先】

川中島建設(株) 営業部

フリーダイヤル 0120-221-341

ホームページお問合せ欄からもご連絡をお待ちしております。

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