熱中症対策を行っています。
お盆休暇はゆっくりと休ませていただきまして、ありがとうございました。
お盆休暇も終わり、第70期末の9月30日に向け、最後の追い込みにかかっております。
本日の長野地区のお天気ですが、昨日からの雨も早朝には上がり、気温は幾らか下がりましたが、湿度が高く蒸し蒸しした日になっております。
気温が低いからと言って油断せずに、熱中症対策を心がけております。
温度がそれほど高くなくても多湿であれば汗による蒸散ができず、体内の熱を発散できなくなるため起こりやすくなるそうです。
総務省消防庁の発表によりますと、8月20日付で、同年8月12日~8月18日の一週間における熱中症搬送人数が7135人(速報値)であるとの事です。
前週の1万0125人(速報値からの修正済み)と比べれば約7割に減少しているそうですが、前年のほぼ同期(4475人)と比べると1.6倍に増加して いるようです。
また今年の熱中症による搬送人数の累計は、4万7418人にも昇るそうです。
なお熱中症 を起因とする死亡者は21人が確認されている模様です。
屋外作業が多い建設業では、熱中症予防の一環として、『熱中症指標計』という機器を使用して、予防に努めております。
表示される数値は、乾球温度(Ta)、湿球温度(Tnw)、黒球温度(Tg)から、次式で算出されます。
室外で日射の有る場合 WGBT=0.7Tnw+0.2Tg+0.1Ta
室内で日射の無い場合 WGBT=0.7Tnw+0.3Tg
この式で算出された数値を、下記の基準に当てはめて作業をしております。
WBGT 許容 作業強度
- 32.5 極軽作業 (RMR~1)
- 30.5 軽作業 (RMR~2)
- 29.0 中等度作業 (RMR~3)
- 27.5 中等度作業 (RMR~4)
- 26.5 重作業 (RMR~5)
ピークを過ぎたとはいえ、まだまだ暑い日が続きます。
油断せずにこの夏を乗り切りましょう。