DKボンド工法
発生源となる浮石や転石の落下を抑制することを目的として、
直接落石発生源に対して実施する岩着による法面工事で、不安定な岩を接着剤(DKボンドモルタル)を用い、
安定した基岩に接着させて一体化させて安定化を図る工法です。
不安定化した岩塊を地山と一体化させるほか、落石発生の原因となる風化浸食を防止する効果もあります。
DKボンド工法の特徴・メリット
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使用に向いている場所
- 景観保全地域
- 急崖斜面、高い所
- 不安定な巨岩など
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DKボンド工法によって実現しやすい効果
- 景観の保全
- 落石の発生そのものを抑止
- 他の落石対策工との併用
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景観を損なわない
自然石郡をそのまま接着できるため、景勝地や国立公園内にも実施することができます。
施工跡は目立ちませんが、より自然に近づけるために着色等の修景も可能です。
周囲との調和を図り、自然環境に配慮した環境保全工法です。 -
大型機械が入らない
場所でも施工が可能自然石郡をそのまま接着できるため、景勝地や国立公園内にも実施することができます。
施工跡は目立ちませんが、より自然に近づけるために着色等の修景も可能です。
周囲との調和を図り、自然環境に配慮した環境保全工法です。 -
対象岩塊の大きさや
形状に左右されません仮接着による安全対策が可能で、施工中に余分な外力(振動など)を与えないため、不安定な巨岩などにも施工できます。
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材令7日で所定の接着
強度が期待できますすぐに工事に着手できるため、災害復旧等の予備工としても使えます。
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他の工種との
併用が可能落石防護網や落石防護柵などと併用できます。
DKボンド工法の詳細
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材料
使用資材の詳細
DKボンド+P
DKハイエマルションほとんどが人力主体の作業となるため、大規模な仮設を必要としません。
そのため、急崖斜面や高所・狭隘な箇所での施工が可能です。
また、余分な用地買収も必要なく緊急対策や応急処置など時間がないときにも有効です。使用資材の詳細
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品質管理について
以下の数値にて品質の管理が行われます
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目地モルタル1.0m3当り
重量比 単位重量 要数 重量 DKボンド+P 20 20kg/袋 87.39袋 1747.8kg 清水 3 1.0kg 262.2リットル 262.2kg 合計 2010kg -
練舟1杯当り
重量比 要数 重量 DKボンド+P 20 1袋 20kg 清水 3 3リットル 3kg 合計 23kg
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注入モルタル1.03当り
重量比 単位重量 要数 重量 DKボンド+P 20 20kg/袋 72.63袋 1452.5kg DKハイエ
マルション0.75 18kg/缶 3.03缶 54.5kg 清水 5 1.0kg 363.0リットル 363.0kg 合計 1870kg -
ミキサー1バッチ当り
重量比 要数 重量 DKボンド+P 20 3袋 60kg DKハイエマルション 0.75 2.25リットル 2.25kg 清水 5 15.0リットル 15kg 合計 77.25kg
施工管理規格値
管理項目 目的モルタル 注入モルタル 単位重量 2.01±5% 1.87±3% 引張粘着強さ 0.25N/㎜2 0.25N/㎜2 以下により品質の管理が行われます
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引張接着強さ試験機 単位容積重量計測 -
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