牛出護岸工事において地元現地視察会が開催されました。
高速道路上信越道の信州中野ICから上越方面にしばらく走ると千曲川に架かる北千曲川橋を渡る。その橋梁の上下流で弊社が施工している堤防のかさ上げ工事箇所が今回の視察現場です。
朝晩の寒さが日一日と増して来た11月中旬に行われた今回の視察は、長野市「更北地区千曲川・犀川堤防改修促進期成同盟会」(午前)および「赤野田川改修期成同盟会」(午後)の方々の受け入れとなった。
午前では、千曲川河川事務所中野出張所の伊巻所長より工事の目的や工事の概要を説明された。そこでは、今回の工事は「平成18年7月豪雨災害」に対応した工事であること。今後は、本年1月に策定された「信濃川水系河川整備計画」に沿って事業が推進されていくことなど、千曲川流域の住民の安心安全を確保する事業の概要が説明された。
弊社工事担当者の大方からは、現場の範囲や工事内容・工事の進め方などについて説明した。対岸で進んでいる植生工事などにも質問が寄せられ、護岸工事への関心が高いことがうかがえた。また、現場での計画高水の高さ位置への質問など安心安全への目に見える確認などの質問があった。これらの質問には、伊巻所長や同席した長野出張所の小林所長から返答があった。
今回のような地元期成同盟会などの現場視察を通して、各地域で進められている工事への協力と安心安全への理解が進んでいくことが望まれる。
今回の視察会は、弊社の現場を対象に実施されましたが、今後も各地で施工が進んでいる工事への理解と協力を進める対応を行ってまいりますので、弊社の工事担当者あるいは弊社工務部までご連絡をお寄せください。