工務本部全体の緊急訓練を実施しました。
平成28年11月7日、上越商会飯山生コン工場の敷地をお借りして、伍位野築堤護岸工事を会場として工務部全体の緊急訓練を実施しました。
この訓練は、BCPにも規定されている訓練で、第一部として、負傷者発生、119番通報、ご発注先、本社への連絡を実施しました。
通報前に、飯山消防署 久保田、高森署員から通報時の留意事項の説明があり、救急か火事かから始まり負傷者の性別、年齢、状況を、消防署からの問いかけに沿ってパニックにならないで答えるのが肝要とのお話がありました。
(119番通報の前に留意事項の説明)
(119番、御発注者様、本社へ事故発生報告)
あわてず急がず、宮脇さんは昨年も通報したので慣れたもの。
次回は、消防署の音声を聞こえるようにする工夫が必要です。
次に、第二部として消火訓練と応急手当の講習を実施しました。
消火訓練に併せて、消火器の種類、消火の方法、消火器の保存方法の説明がありました。
消火器の種類については、消火対象物に合わせた消火器を使うが、一般的にはABC消火器が木材や紙、電気、油に共通して使える、蓄圧式と加圧式があり、蓄圧式は圧力メータをチェック(圧力があれば使用可)、加圧式はサビが発生している場合は使用時に破裂の恐れがあり注意(取替要)だそうです。
(訓練用消火器での消火訓練)
消火訓練を済まして、応急手当の訓練を実施しました。
まず、三角巾を使っての止血(上腕部、額)と上腕部の骨折対応を実習しました。
過去に講習を受けた人も、忘れてしまっていました。繰り返しの練習が必要でした。
車両や応急箱に2~3本の三角巾を入れておく必要性を感じました。
(三角巾を使った額の止血)
最後に負傷者の搬送実習です。
毛布を使った場合と一人で搬送(移動)する方法のポイントです。
(毛布を使って負傷者搬送、重い人も6人で楽に)
(毛布の端は出来るだけ丸めると手が痛くならない)
(お風呂等狭い場所での搬送は一人でもこのように)
最後に、指導を頂いた飯山消防署 久保田署員様から講評があり、事故は無いに越した方が良いが、発生時にはあわてないで対応してくださいとの事で、弊社から謝辞を述べて訓練を終了しました。
訓練を実施して、日頃の訓練を通じてイザと言う時に平常心で対応できるようにしていく必要を感じました。判明した課題、配備物品については検討の上対応していくこととします。
(久保田署員様から講評を頂いた)