油汚染の土壌汚染対策工事について
2010年8月27日 金曜日
お盆が過ぎてもこの暑さには正直参っています。
現場ではもちろん、室内で仕事に従事する人にも熱中症にならないように対応をお願いしています。
長野ではまだ朝夕に平年よりも暑いとはいえ、都市部に比べ過ごしやすいと思います。
今日も都市部で行っている現場を視察してきましたが、タオルを持って歩かないと目の中に汗が入ってしまうほどでした。
そんななか毎日作業している皆さんに、感謝!感謝!
今回は東北地方で現在行っている油汚染土の浄化工事をご紹介します。
ガソリンスタンド跡地の汚染物質を微生物の力で除去するというもので、バクテリアが汚染物質を食べつくし
二酸化炭素と水に分解浄化します。
いわば、自然の自浄作用を応用した工法で 『バイオレメディエーション』 といいます。
これは自社の機械(ミキシングドライブ)で、微生物とそれを活性化させる栄養剤を攪拌混合している様子です。
以前に現場に乗り込んだときには油臭がして油膜も見られた土でしたが、
微生物君たちの働きでみごと臭いも油膜も一掃されました。
東北での仕事ということで、担当者はおいしい鮮魚(なかでも秋刀魚)を食べられると楽しみにしていたようですが、
今年は不漁で食べていないようです。
それにつけても現場近くのこの海の綺麗さ!
水自体も日本有数の透明度だそうで、水辺に立つだけでパワーが貰えそうです。
・・・私も行ってみたい~~。