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TOP > 特殊工法 > バイオオーガニック工法の施工現場のご紹介
2010.11.09

バイオオーガニック工法の施工現場のご紹介

今回ご紹介するバイオオーガニック工法の施工現場は、東御市字本海野で
施工中の現場です。受注者の北沢土建(上田市武石村)様のご協力を
戴きました。感謝申し上げます。

バイオオーガニック工法は、特殊な袋状のマットの中に植生基盤材を注入し、

植生の困難な岩盤法面やしばしば灌水するような護岸部分の植生を

促進する工法です。

植生は、これまではイタドリ・ススキ・メドハギなどの種子を混入していましたが、

より現地の植生と一体化する設計に変わっており、マットは植生基材を注入

した状態にして、その表層に網を掛け、付近の種子が根づく様にしている

工法も最近は開発されています。

なお、施工単価については、「建設物価」に記載されておりますので、

そちらを参照してください。

今回の東御市の現場は、これまでの工法を踏襲しています。

施工順序に従いご紹介します。

施工前の状況です。上部には建築物が近接しております。

施工前の状況です。上部には建築物が近接しております。

立木を伐採したところ、ゴツゴツした山肌が現れてきました。

立木を伐採したところ、ゴツゴツした山肌が現れてきました。

袋状になったマットをアンカーピンで固定します。

袋状になったマットをアンカーピンで固定します。

袋状のマットに植生基盤剤を注入しています。

袋状のマットに植生基盤剤を注入しています。

注入厚さを確認しているところです。

注入厚さを確認しているところです。

まだ完成となっておりませんので、現場のご紹介はここまで
ですが、全体の流れはご理解いただけたでしょうか。
今回のような、岩盤の起立した場所では、通常の植生基材吹き付けでは、
基盤材が流れてしまい、目的とする植生が期待できません。
このような場所こそ今回ご紹介したバイオオーガニック工法が採用されるものと
期待します。是非ご検討を戴きたいと思います。
ご連絡は弊社営業部臼井・小林にご一報下さい。

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