寒地土木研究所の新技術説明会に参加しました。
平成29年11月15日に長野市生涯学習センタ(トイーゴ)で開催された寒地土木研究所の新技術説明会に川中島建設から2名を含む県内各社、団体から約80名が参加し、新技術の紹介、意見交換等見識を広げてきました。
寒地研究所は、国立の研究開発法人 土木研究所に属する研究所で、北海道の札幌市にあり、寒冷地における土木設備の研究開発、技術普及活動を行っているとのことです。
(ちなみに、法の定義では長野県を含む日本の60%が寒冷地とされています)
研究所の詳細は、下記の寒地土木研究所のホームページを参考にしてください。
今回、説明を頂いたテーマは5件で、日頃の業務に適応できそうな発表もありました。
① 超音波によるコンクリートの凍害劣化点検技術(表面走査法)
② 破堤拡幅の推定方法
③ 除雪機械作業状況の可視化・シミュレーション技術
④ 冬期路面管理支援システム
⑤ 冬期路面改善シミュレータ(WiRIS)
(説明会模様)
(説明⑤の凍結路面における散布量計算結果例の説明)
なお、システムの一部は試験的に使わせて頂けるようにお願いをしてきましたので、別途検討の上、社内で活用して業務の効率化、高度化をお願いします。
講演技術資料等については、PDF化して、共通サーバの「△部外講演会資料」に格納済です。