塩崎及び横田護岸災害復旧工事が竣工しました
本工事の施工場所は、長野市篠ノ井塩崎を通る北陸新幹線の下、軻良根古神社南側の
聖川堤防と、そちらから国道18号を挟んだ横田地区堤防です。
こちらも一昨年の台風19号により甚大な被害を受けた地域の1つで、越水と堤防下部からの
出水により1m近くが濁流に浸かりました。
2020年11月より開始された現場作業は、施工箇所や数量が増え当初の工期より約4ヵ月半
伸びてしまいましたが、おかげさまで完成となり竣工を迎えることができました事を感謝いたします。
(塩崎地区施工完了)
塩崎地区の施工箇所は約700m、既設の石積みを撤去し堤防護岸の表面を整正し
コンクリートブロックを張りました。
(施工前) 長野上田線方面より北陸新幹線 線路へ
越水箇所は写真奥の林、軻良根古神社がある辺りで千曲川が大きく曲がった部分です。
(施工完了)
護岸表面が整正され、道路は約40cm嵩上げされ舗装されています。
(施工前) 北陸新幹線 線路の東側
(施工完了)
(施工前) 篠ノ井橋を挟んで東側にある横田地区
横田地区は堤防の下から出水し、大きな被害をもたらしました。
(施工完了)
塩崎地区と同様に整正され、堤防護岸(河川側)の下部には約4mの鋼矢板が85mにわたり
打ち込まれ腑弱箇所を補強しています。
本工事の記事が地元 篠ノ井の地域新聞に掲載され、工事完成のご案内ができました。
「レインボータウン篠ノ井」
美しい写真を撮っていただき、ありがとうございました。
工事期間中、大型ダンプや重機の通行で近隣の皆様にはご不便ご迷惑をお掛けいたしました。
ご協力ありがとうございます。
川中島建設は今後も地域に根差し、信頼と未来を築く会社を目指してまいります。