kawaken住宅だより―断熱材発砲ウレタンで快適住宅―

先日、長野も梅雨入りをし、

上棟を終えたK様邸も雨の影響をが心配されますが、工事は着々と進んでおります。

外廻りは透湿防水シートを張り、断熱材吹付の工事に入りました！

〈外側から見た透湿防水シートです！〉

木造住宅を結露から守る透湿防水シート。

外部からの水の侵入を防ぎ、壁体内の湿気を通気層を通じて外に逃がします。

その湿気をは上へ上へとあがり、屋根裏を抜けて外に排出します。

〈屋根換気用の材料「通気くん」です。〉

写真は、屋根裏面に断熱材を吹き付ける前に設置する材料「通気くん」です。

「通気くん」を設置することで、屋根材との隅間に通気層を設けて空気を流すことができます。

屋根通気は、断熱材の外側に空気を流して湿気を排出することで、躯体や断熱材を守ります。

断熱層を密閉してしまうと、逃げ場のない湿気は断熱材に溜まり内部結露を起こし、野地板を腐食する原因にもなりますのでとても重要な材料です。

次に外壁と屋根面に発砲ウレタンを吹付けます。

〈発砲ウレタン吹付状況です。〉

発泡ウレタンとは、ウレタン樹脂にガスを加えて発泡させた断熱材のことです。

住宅の断熱材にはグラスウール、ロックウール、セルロースファイバーなどさまざまな種類がありますが、

充填式発砲ウレタンは、現場で発砲するため隙間なく断熱材で埋めることが出来ます。

隙間が少なければ少ないほど、断熱効果が高まります。

耐水性に優れているのも大きな特徴ですが、水分を通しにくいので湿度が上がりにくく、結露を起こしにくいのもメリットです。

また、熱を通さないだけではなく、防音材として音を通しにくい性質も持っています。

高い気密性と断熱性が特徴の発泡ウレタン。

弊社は発砲ウレタンで、建物の気密性を高めて省エネ効果が高い理想の住宅を建てています。