近々本格工事実施になる2つの現場の状況です。
施工前の準備段階の「戸倉下流河道掘削」と「替佐築堤及び樋門」の現場を見て来ました。
【戸倉下流河道掘削】
(上流側上空からの現場、中央は千曲川)
赤丸部分を掘削して矢印付近の土手に盛土します。
この工事では、所有のドローンを活用して測量にトライしています。
カワラヨモギの群生の保護が課題です。
(とりあえず1株保護してみました)
【替佐築堤及び樋門】
課題の多い現場ですが、発注者様、関係者の粘り強い努力でここまで準備が進みました。
(千曲川にそそぐ斑尾側上流から現場、画面矢印方向に樋門と築堤を造る)
樋門を造る斑尾川にそそぐ小川には、ホタルが生息しているので、地元から保護の
要望がありました。工事に先立って、ホタルの幼虫、カワニナを捕獲して現場近くで
保護しています。工事終了後に元の川に戻す予定です。
(ホタルの幼虫、カワニナの育成装置)
このように、二つの工事ともそれぞれ環境に配慮した施工が求められています。
発注者様、地元の要望を受けつつ、経営方針の「環境に配慮して安全で良く早く」工事が推進できるように全社一丸となって施工をしていくことを期待しています。