犀川河川補修工事の進捗状況報告
厳しい冬ももうすぐ終わります。
年度末の3月のこの時期は、いつものことながら毎日が忙しく動き回っております。
さて、現在長野市犀川の川合新田地先では、増水で侵食された護岸の補強のために、
コンクリートブロックを沈めています。これをブロックの沈設(ちんせつ)といいますが。現場は、五輪大橋の上流です。
100t吊のクレーンを使って、8t級ブロックと5t級ブロックを沈設する作業です。全部で約520個程の数量です。
3月10日現在は、約150個くらい完了です。(写真1,2)
水の中につり落す際は、水中フックという装置を使います。水中に据えたブロックのそばまで行かなくても、
吊るのに使用したワイヤーを自動で外れるようにしたものです。(写真3)
写真1,2の川岸から張出している棒状のものは、ブロックの高さと位置の確認のために設けた定規用のH鋼桟橋です。
水中に落ちないようにしながら作業の指示を行います。
ブロックを沈設することで、護岸に当る水流の勢いを弱め護岸を守っていきます。今しばらく作業が続きますが、
安全を維持しながら完成を向かえて行きたいと思います。