今年も実施しました「備蓄用土のう作成業務」
6月には、台風4号、5号と日本列島を襲い、各地に記録的な雨量をもたらしました。そして、7月に入っては、九州地方を中心に大雨の災害が発生しています。災害にあわれた皆さんには心からお見舞い申し上げます。
長野市から、これからの梅雨末期の集中豪雨やゲリラ的な降雨に対する備えとして、長野市内の建設会社で作る「長野市建設業協会」に対して、今年も「備蓄用土のう」の作成を依頼されました。このことに対して、本日(7月3日)総勢約80名の参加によって土のうを8,000袋作成し、長野市災害対策倉庫の川合倉庫に集積しました。
昨年は、土のうを運搬する車両に一つ一つ乗せて運びましたが、今年は、大型土のうに50個を単位として詰め込み、移動式クレーンを使って積込運搬しました。
今年は、午前中は薄曇で作業のしやすい天候でした。午後は、小雨模様になり汗と雨で、体中濡れてしまいましたが「今年は暑くなくて、良かったよ」などと作業員から声もあり、午後3時頃には、8,000袋の土のうを作り終えることができました。
汗と雨で濡れた体は、いくらか冷えましたが、作り終えたみんなの顔はにこやかでした。(私も作成に当たったので、写真を取るタイミングを逃してしまいました)
長野市内の各社の職員が一堂に会してこのような作業をすることは、ほとんどありません。しかし、どこかで一緒に仕事をしたり、同郷であったりして久しぶりの会話を楽しんだり、お互いの健闘を讃えていました。
このような業務を通じて、緊急時の対応ができれば幸いです。でも、この土のうが使われることが無いことのほうが良いですけどね。