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2017.02.20

建設業協会女性部会活動報告~セミナー編

今回は・・・ 長野県建設業協会女性部主催のセミナーへの参加報告です。 お題は「企業の価値を高めるために『共に働くための価値と第一歩』を考える!女性活躍推進は誰のため・何のため」。 う~ん。難しい・・・。 でも、実際のセミナーは、約60名の参加者が8つのグループに分かれて、本音を言い合うみたいな感じの意見交換会でした。 参加者は、いつものごとく建設業界で働く女性たち(技術者、事務職など)なのですが、いつもと違うのは8つのグループに各1名男性の経営者が入ったこと。 5~6名の女の中に男が1人・・・社長さまなのに、とても小さくなっていました(笑) 講師の先生には「その感覚が、ここにいる建設業で働いている女性の皆さんの感覚なのですよ。」と言われていました。 私のグループの社長さまは、木曽から来られていて、すごく田舎で若者が皆名古屋などに出て行ってしまって、本当に人がいなくて困っている、とおっしゃっておられました。 若者よ、どこへゆく・・・

 

(講師の先生も育休を取ったばかり。奥さんの大変さがわかったとか(笑))

 

  なぜ今女性の活躍推進が騒がれているのか。 知ってるとは思いますが、将来的に人口が減ることは間違いないんですって。イコール労働力人口も増えない。ならば、働けるのに働いていない女性を働かせることで労働力人口を増やす。ってことかしら。 でも、女性がガンガン働くためには、いろんな問題があるのです。 誰が子供を見るの?誰がご飯を作るの?誰が洗濯するの?誰がじーちゃんばーちゃんを見てくれるの?働いても会社側は急に休まれたら困るでしょ?産休、育休は迷惑でしょ?・・・   産休、育休、看護休暇、介護休暇などの制度は整備されてきている。

ただ、実際のところ、やっぱり会社には迷惑がかかってしまう、と思ってしまうのは大和撫子だからなのか・・・

   

(「企業側ができること」「私たちができること」を各班毎に発表。)

 

これから女性が活躍するには、まず職場や家庭でのサポートが必要だということ。 「仕事が止まらないように、自分以外にできる人を増やす」「重要だけど緊急でない仕事もある。緊急度・重要度を明確にすること」「不在がちなので、情報伝達を上手に行うこと」「家庭状況の把握(知っていてもらえる安心感)」「会社側は成長目標(期待しているんだよ、見ているよ)を明確に」「家族に家での役割を作る(料理、洗濯、ゴミ捨て)」「緊急時のサポート体制(かかりつけ医や保険証のある場所の把握)」などなど。 このサポートをしてもらえるなら、働きやすいかも。 ここから「働きやすさ」→「成果」→「評価」→「働きがい」へとつなげていければ言うことなし! これは、女性だけでなく、男性にも言えることですね。   意見交換会では「事務職は代わりがいっぱいいるから、育休明けに復帰する場所がないことが不安」という声がありました。 何回かこういう会に出たり、女性部会の皆さんの姿を見ていると思うんですよね。 事務だろうが何だろうが、「私ならこんなことができる!」という自分アピールができる位その仕事を好きになって極めること、会社から必要とされる人になることが大事なんじゃないかなって。 そうすれば、会社側だって「ぜひ戻ってきて」と言ってくれるはず。 今回のセミナーでは、もしそこまで自信がなくても、「復帰してまた働きたい」という明確な意思を会社側へ伝えることが大事なんじゃないかな、とすごく思いました。   私はすごく恵まれています。勤務時間をスライドさせてもらったり、子供の行事等で休むことが多々あるのですが、快く休ませてもらったり・・・ だから私は「私ができることは何でもやって恩返ししていきたい!」そう思うのです。      

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