年度はじめの取り組み(その3:安全講話)
4月15日(土)、川中島建設本社において、河野調査役による安全講和が開かれました。
テーマは「自分と仲間を守る『心の一手間』」。
河野さんのお話、初めて聞かせていただきましたが、すごくわかりやすく、ちょっと警察のウラ話が聞けて(本当に取調べの時にはかつ丼が出てくるの?!とか(笑))、おもしろかったです。
安全講和と言いながら、仕事をする上で、1番大事なことを改めて教えられた気がします。
(手作りスライドショーによる安全講和)
1. 安全・安心に近道なし ~地道が近道~
慣れや知識が付いてくると、確認を怠り失敗をしてしまうもの。
そうならないように、得意なものには戒めを!戒めの物をどこかに持つ!ことが良いそう。
孫悟空には頭に「緊箍児(キンコジ)」という輪っかの戒めが、河野さんは好きなものに関して戒めを持っている・・・私は何を戒めにしよう・・・
2. 心の「箍(たが)」を締め直せ
「箍(たが)」とは?
桶の周りにはめる輪っかのこと。箍(たが)は、時が経つと緩むので、緩んだら太い方へ締め直す。人の決意や緊張感も時の経過とともに萎えるもの。つまり、「気を引き締めなさい!」ってことですね。
(これが「箍(たが)」。)
3. 交通死亡事故の現況 ~平成28年の死亡事故倍増の謎~
年々減り続けてきた交通死亡事故が、平成28年に急に倍増した。それはなぜなのか。
記憶に新しい軽井沢のスキーバス転落事故がこの年の1月に起こり、14人もの死者が出た。その後、交通死亡事故は続き、前の年の倍の件数となってしまった。
原因は解明できていないのだそうです。河野さんは言います。「目標(事故件数)を立てたばかりの年の初めのこの事故で、目標を見失ってしまったのではないか。」
それだけ、目標って大事なんです。
目標は、がんばれば届きそうな目標がいい!とのこと。
なので、75期の川中島建設の目標もがんばれば届きそうな目標に設定されています(汗)。
この目標を叶えるべく、自分の目標を各自持って75期がんばりましょうね!!
私の目標は「積算精度100%!!」。これが叶いそうで(?)なかなか手強い・・・(涙)
目標を叶えるためにどうすればいいのか?
私は今壁にぶち当たっています。これ以上何をすれば成果が上がるのか。毎日自分に問いただしているのですが答えは見つかりません。
『何かあったら原点に戻る』
この河野さんの言葉、なんだかとても心に残っています。
原点に戻ってみようかな、と思います。
4. 思いやり欠如の悪しき風習 ~自分の運転を振り返ろう~
名古屋走り・・・等々の各地の悪しきルール。思いやりのある信州人でいましょうね。
(これらを見たら「優しさ、いたわり、思いやり」)
5. 交通事故を起こしやすい職場 ~交通標語から人生の安全を学べ~
「整理整頓」の貼紙が破れている、期限切れの掲示物が貼ってある、車が汚い、身だしなみが良くない、等々が交通事故を起こしやすい職場なんだそうですよ。
確かに~~!!
身に覚えありませんか??
6. 地域の期待と信頼に応えるために ~新入社員を迎えて~
「お茶汲み三年」・・・警察の新入社員のお仕事だそうです。上司の飲み物の好みを覚えて、飲みたい時にタイミング良く出す。これも人の心理を見抜くための大事なトレーニングなのだそう。これが今話題の「忖度」!!
これは警察や新入社員だけではなく、社会人として1番大事なことだと私は思います。そして、仕事には無駄な仕事はない、とも思っています。どんな仕事でも意味があって、極めること、極めるためにがんばることが大事だと思います。
あと、「負ける練習」の話の中でイチローの話がありました。
「4000本安打達成の喜びの陰に8000本以上の悔しい凡打がある」
イチローの根性、大好きです。
7. 六無坂の言い伝え ~「まさか」の坂に至らないために~
「いかりなく おそれもなくて つかれなく 苦なく うむなく 止むときもなし」
あなたはいくつ覚えられましたか。
来週の月曜日に言えるかな?