H29年7月14日 替佐築堤竣工式を挙行
梅雨の晴れ間に、暑い日差しが照りつけている。昭和57,58、平成16,18と4度にわたり水害の恐怖を味わった替佐地区。H10年より無堤地区解消の工事が開始された。爾来18年。本年3月の弊社の工事を持って完成した。
その長きにわたる工事の竣工を祝う竣工式が替佐公民館に敷地において挙行された。
式場となった公民館の敷地の片隅に記念碑が建立し、地域の安全を確保できた喜びを刻んでいる。多くの家屋移転や敷地の提供があって初めてなし得た本事業は、総額85億円に上るとのこと。しかも18年の長きにわたる事業であったことは、地域の皆さんの待望久しいことであったことは想像に難くない。
竣工式には、国土交通省北陸地方整備局から伊藤河川部長、堤千曲川河川事務所長、古市中野出張所長、長野県から蓬田河川部長そして地元主体者である池田市長はじめ多くの関係者が参加されての式典であった。
(竣工式の模様)
現地での式典後「なかのアップルシティー」に会場を移しての竣工祝賀会が執り行われた。
池田市長から築堤の竣工を祝う挨拶があり、堤事務所長から経過報告がされた。
(池田市長からの挨拶。)
(堤事務所長からの経過報告。)
その後、乾杯の発声により祝宴が進んだ。宴終盤には、現場を管理監督した古市中野出張所長から「地域の安全安心を皆さんのご協力のもとに確保できた。この地域が更なる発展を記念」して万歳が声高らかに行われて、祝賀会は散会となった。
(古市中野出張所長より「皆さんのご協力でなし得た事業であった」と感謝の言葉を。)
弊社も、本事業には4回にわたり参加した。中でも本年3月までの工事は、地域の皆さんの熱い思いを感じながらの工事であったので、例年以上の降雪があったが工期内に完成できたことが、これほどまで喜んでいただけることの方がうれしいことであった。
今後も地域に皆さんの期待に応えていけるような工事をしていくことを改めて誓った竣工式であった。